V逆王手の立大、決勝3ランの佐藤竜「明日勝たないと意味がない」

[ 2016年5月22日 16:23 ]

<明大・立大>6回1死二、三塁、立大・佐藤竜が左越えに勝ち越しの3ランを放つ

東京六大学野球春季リーグ戦第7週2回戦 立大5―2明大

(5月22日 神宮)
 立大が逆転で明大を下し、99年秋以来の優勝に逆王手をかけた。1点を追う5回2死三塁から熊谷敬宥内野手(3年)が中前に同点打。追い込まれてからノーステップ打法で食らいつき「後ろにつなぐ気持ちで打った。ノーステップは普段の練習からやっているので」と振り返った。

 6回には佐藤竜彦外野手(4年)が左越えに勝ち越し3ラン。今季2号に「上から強く叩こうという気持ちだった。今日の勝利も明日勝たないと意味がない」と話した。

 先発は2日連続で田村伊知郎投手(4年)が務め、6回3安打1失点。「明日につながった、その喜びしかない」と69球の熱投を見せた。6回からはエース・沢田圭佑投手(4年)が登板。3回3安打1失点で締め「うちは追い込まれてナンボのチームなので。試合前には“負けても悔いが残らないようにやろう”と声をかけた。明日も目の前のプレーに集中したい」と力を込めた。

 溝口智成監督は「もう一回戦えるチャンスを得た。いよいよ決勝戦」と引き締めた。23日の3回戦で勝った方が優勝となる。

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2016年5月22日のニュース