イチロー 急きょの先発で4安打固め打ち!5打席すべてに出塁する活躍

[ 2016年5月22日 11:48 ]

マーリンズのイチロー (AP)

ナ・リーグ マーリンズ3―2ナショナルズ

(5月21日 マイアミ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)が21日のナショナルズ戦に「1番・左翼」で先発出場。試合前に背中の違和感を訴えた正左翼手のイエリチに代わり、急きょのスタメンとなったが、初回の第1打席でいきなり中前打を放つと、続く第2、3打席でもそれぞれ左前に打球を運び、今季初の1試合3安打を記録。さらに8回の第5打席では左中間への二塁打が飛び出し、昨年8月18日のブルワーズ戦以来となる1試合4安打をマークした。

 固め打ちを見せたイチローは打率3割7分3厘、6回の第4打席でも四球を選び、出塁率を4割4分8厘とした。メジャー通算2954安打となり、殿堂入りの目安とされる3000安打まであと46本。日米通算では4231安打で、ピート・ローズの持つメジャー通算最多安打記録まで23本に迫った。

 試合は1―1の同点で迎えた6回、ボアに右越え8号2ランが飛び出してマーリンズが勝ち越し。先発のフェルナンデスは6回4安打1失点と好投を見せ、降板直後のボアの一発を呼び込んだ。99球を投じたフェルナンデスは9つの三振を奪い6勝目。9回は守護神のラモスが1点を失ったが、リードを守り切って13セーブ目を挙げた。チームの連敗は3でストップ。

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2016年5月22日のニュース