オリ近藤一　“先輩散々デー”７失点　試合後２軍降格決定

＜オ・ロ＞３回、デスパイネに３ランを打たれた近藤一

パ・リーグ オリックス３―１０ロッテ

（5月21日 京セラＤ）
　オリックスは今季５度目の２桁失点で初の４連勝を逃した。

　福良監督は「４回から楽に投げさせてしまった。競った展開なら、どうなっていたか…」と悔やんだ。序盤の大量失点が相手先発・関谷にプロ初登板初勝利を与えるきっかけとなった。

　先発・近藤一の乱調が全てだ。１―１の３回、１死から３連打を浴びて勝ち越し点を与えると、デスパイネには甘く入った初球直球を左翼席に運ばれ、この回４点を失った。「ボール球もうまく使えなかったし、投げ急いだ事も反省しないといけない」と近藤一。日大三高の後輩にあたる関谷に先輩の威厳を示すことはできなかった。

　試合後、近藤一に加え、登板中に右太もも裏を気にするそぶりを見せた白仁田の出場選手登録抹消が決定。２２日に左腕の大山と高卒２年目の鈴木優を昇格させる。
　（桜井　克也）