バンデン、3被弾4失点も初黒星消えた プロ野球新記録持ち越し

[ 2016年5月3日 17:34 ]

<日・ソ>初回無死、日本ハム・浅間に先制ソロを打たれたバンデンハーク

パ・リーグ ソフトバンク―日本ハム

(5月3日 札幌D)
 プロ野球新記録のデビュー14連勝を懸けて先発したソフトバンクのバンデンハークだったが、3本のソロ本塁打を浴びるなど7回5安打4失点で、4点のリードを許した場面で降板。それでもチームが終盤に試合を振り出しに戻し、バンデンハークの来日無敗記録は継続となった。

 バンデンハークは初回、先頭の浅間に150キロの直球を捉えられ、左翼席前列に飛び込むソロ本塁打を被弾。2回は2死からレアードに左超えソロを浴び、追加点を許した。3、4回は無安打に封じたが、5回に四球から2死二塁のピンチを招き、中島の中前打に柳田の悪送球も絡んでさらに失点。7回には1死からレアードにこの日2本目の7号ソロを打たれ、この回でマウンドを下りた。

 ソフトバンク打線は5回まで毎回安打を記録しながら日本ハム先発・有原の前にあと1本が出なかったが、8回1死満塁から内川の中前2点打、松田の右前適時打で1点差に。9回は本多の左前打から2死一、三塁とし、内川の右前適時打で4―4の同点に追いついた。

 バンデンハークは先月26日のオリックス戦(京セラD)で昨季デビューから無傷の13連勝をマークし、巨人・堀内が66年に記録したデビュー以来の連勝、西武・郭泰源が87~88年に記録した外国人投手の連勝と並んでいた。

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2016年5月3日のニュース