法大・玉熊10Kリーグ初完封 トップタイ3勝目、打っても3安打

[ 2016年5月3日 05:30 ]

<早大・法大>完封勝利にガッツポーズの玉熊

東京六大学野球第4週最終日 法大5―0早大

(5月2日 神宮)
 3回戦1試合が行われ法大のエース右腕・玉熊将一投手(4年)が早大を5安打に抑えて10奪三振。リーグ戦初完封勝利を挙げた。玉熊は打っても3安打の猛打賞と投打にわたる活躍。チームは勝ち点2として優勝戦線に踏みとどまった。早大は攻守がかみ合わず、今季2度目の零敗を喫した。

 法大・玉熊がリーグ戦43試合目の登板で初完封をマークして「完封できてうれしい。“1人ずつ”と声をかけてくれた(捕手の)森川のおかげ」と喜んだ。今カード1回戦で先発も5回5失点で敗戦。「もっと打者に向かっていこうと思った」と最速145キロの直球を低めに集めて5安打10奪三振。打ってもリーグ戦初の3安打と投打で躍動した。北海2年時のセンバツ2回戦、天理(奈良)戦以来となる公式戦完封で、慶大・加藤拓と並んでハーラートップタイの3勝目。プロ入りも視野に入れるが「まずは大学日本一が目標」。次週は勝ち点2で並ぶ明大戦。12年秋以来7季ぶり優勝へ右腕は「次が凄く大事になる」と気を引き締めた。

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