ヤク、近鉄でプレーの加藤投手コーチ「経験積ませたい」

[ 2016年5月3日 11:15 ]

40歳の新人として投げ続ける愛媛・サブロク双亮(愛媛マンダリンパイレーツ提供)

芸人と二刀流 四国IL愛媛投手・サブロク双亮

 杉浦を指導するのは元ヤクルト、近鉄でプレーした愛媛・加藤博人投手コーチ(47)。

「ある程度ストライクを取る能力はある。マウンド経験を積ませてあげたいね」と話す。昨年11月5日のトライアウト。杉浦と初対面した際に「抑える自信はある?」と問いかけた。「ええ、まあ…。大丈夫です」との答えに「そうじゃない!この世界はハッタリでもいい。“絶対に抑える”と言わなきゃ駄目だ」と強い口調で伝えたという。杉浦も「コーチには技術的なことより、打者にどう立ち向かうかとか、精神的なことを教えてもらっています」と話す。

 「40歳なのでまず体を柔らかく使ってほしい。“右打者を抑える”“目の前の1人をアウトに”。その積み重ねだと思う」と加藤コーチ。また、オリックス2軍監督などを歴任した弓岡敬二郎監督(57)は「若い人に追いつけ、追い越せと頑張っている。その姿勢がいいね」と期待した。

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2016年5月3日のニュース