巨人4番ギャレット 元同僚討ちV打「しっかり強く」

[ 2016年5月3日 20:53 ]

<巨・広>8回2死一塁、ギャレットは勝ち越し適時二塁打を放つ。投手・ジョンソン

セ・リーグ 巨人―広島

(5月3日 東京D)
 巨人の4番ギャレットが8回に決勝打を放ち、首位奪回に貢献した。

 同点の8回2死から坂本が四球で出塁すると、パイレーツ時代の元同僚ジョンソンから右中間を破る適時二塁打。「ジョンソンの調子が良かったし、自分も本調子でない中、打てる球が来たらしっかり強く打とうと思った。(一塁走者の)坂本が良いスタートを切ってくれた」と殊勲の一打を振り返った。

 来日1年目。ここまで打率2割台前半と調子が上がらず、この日も早出特打ちを行った。「自分のタイミングでなかなか打てなかったり、長いシーズン、波がある。でも少しずつ自分の本来の調子に戻ってきた」と前向きに話した。

 連敗を3で止め、首位に返り咲いた高橋監督は「ここという場面で打ってくれた。なかなか結果が出たり出なかったりだけど、本人がいろんな努力をしている。負けが続いたので流れを変えるにはいいゲームだった」と4番の一打を称えた。

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