掛布2軍監督 超異例おもてなし 甲子園初采配、お客さんお出迎えします

[ 2016年5月3日 06:38 ]

笑顔で取材に応じる掛布監督

 3日のウエスタン・リーグ、広島戦で公式戦では初めて甲子園球場で采配をふるう阪神・掛布2軍監督が超異例のファンサービス計画を明かした。

 「時間は決まっていないけど、僕と選手の何人かで、ファンをお出迎えしようと思っているよ」。開場時間の午前11時30分ごろから球場前や球場内の通路などで指揮官自ら選手と並び、来場者を出迎える予定。熊本地震の義援金も呼び掛けることも決めた。

 昨秋の就任直後から鳴尾浜球場にはサインを求めるファンの列ができるなど現役当時からの人気は健在。2軍戦とはいえ、公式戦で背番号31のユニホーム姿で甲子園球場のグラウンドに立つのは現役を退いた88年以来、28年ぶり。掛布流の“歓待”も相まって盛況は必至だ。

 先発には3年目左腕の岩崎が指名された。春季キャンプ終盤に背中張りを発症して先発枠争いから脱落し、今季初の1軍昇格へ結果を求められる立場。「数字が良い人は、どんどん(1軍へ)上がっている。内容はもちろんですけど、結果にこだわりたい」と力を込めた。

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2016年5月3日のニュース