松坂、2軍戦先発も2回2失点 最速144キロ、制球苦しみ3四球

[ 2016年4月20日 13:50 ]

日本球界復帰後初先発し、2回4安打2失点だった松坂

ウエスタン・リーグ ソフトバンク―中日

(4月20日 タマスタ筑後)
 ソフトバンクの松坂大輔投手(35)が20日、ウエスタン・リーグの中日戦(タマスタ筑後)で日本球界復帰後、公式戦初先発。初回に3四球を与え、2回には4連打を浴びるなど、2回4安打2失点だった。

 初回、先頭の渡辺を内野ゴロに打ち取った松坂だが、続く2番・亀沢に四球。ボークで二進されると、直後に三盗を許した。3番・平田は一ゴロに斬ったが、4番・多村と5番・野本に連続四球を与え、二死満塁のピンチ。6番・近藤を一ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けたが初回から32球を要した。

 2回は一死から連打を浴び、渡辺に右前適時打。亀沢にも右前適時打を許し、2点目を失った。続くピンチは平田を見逃し三振、多村を右飛に打ち取った。

 2回を投げ終え、球数が50球を超えたためこの回限りで降板。最速は144キロだった。
 
 昨季、日本球界へ復帰した松坂は、8月に右肩を手術するなど1軍登板なしに終わった。復活を目指す今季は、14日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)で中継ぎ登板し1イニングを1安打無失点に抑えていた。

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2016年4月20日のニュース