完封の和田、女房役斐紹に感謝「いいリード きょうは首振ってない」

[ 2016年4月20日 21:08 ]

<ロ・ソ>2勝目を完封で飾った和田(左)は捕手・斐紹と喜び合う

パ・リーグ ソフトバンク5―0ロッテ

(4月20日 QVCマリン)
 12日の前回登板で日本復帰初勝利を飾ったソフトバンク・和田が、今度は首位を争うロッテを完封した。米国で挙げた5勝に完封はなく、2011年9月21日のオリックス戦(京セラドーム)以来1673日ぶりの快投だった。

 前回は6回1失点の勝利に「自分としては50点」と厳しい評価を下していたが、この日は「最後まで投げられて良かった」と笑みを見せた。序盤は毎回安打を許し、3回は2死満塁とされたが角中を三振に切って取り先制点を許さなかった。この場面を「あそこは全力で行った」とギアを上げてしのぎ切った。

 バッテリーを組んだ斐紹に対しても「いいリードをしてくれた。きょうは首を振っていない。感謝です」と、リズムよく投げられたことを称賛した。

 チームはこれで8連勝、ロッテに1ゲーム差をつけ、開幕直後のもたついた姿はもう見られない。最後に和田は「チームがいい形になっている。連勝がいつまでも続くよう戦っていきたい」と自信に満ちた表情で締めくくった。

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