藤浪今季最短5回4失点も手応えあり 155キロマーク

[ 2016年4月20日 06:28 ]

<神・ヤ>4回表、勝ち越しを許してベンチでグラブを振り上げて悔しがる藤浪

セ・リーグ 阪神8-4ヤクルト

(4月19日 甲子園)
 先発した阪神の藤浪は、序盤から制球に苦しむなど精彩を欠く投球で今季最短の5回7安打4失点で降板。試合前のブルペンでは好調だったようで、試合後は苦い表情を浮かべた。

 「ブルペンで良いと思ったけど、そこに落とし穴があった」

 2点の援護をもらった直後の2回に3連打と昨年8月14日ヤクルト戦以来となる押し出し四球で同点にされるなど、得点した直後に2度失点を喫して試合の流れをつかめなかった。

 苦い投球の中でも収穫はあった。開幕から精度の上がってこない直球に関しては最速155キロを記録し「指にかかったボールに関しては今年で一番良かった」と手応えも口にした。

 球団では08年の下柳以来となる開幕4戦4勝を逃したが「チームが勝ってくれたので。勝って反省できるのは幸せなこと。1週間しっかりやって次の登板に備えたい」と次戦での巻き返しを誓った。

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2016年4月20日のニュース