通算209勝ミルト・パパス氏が死去 72年にはノーヒッター達成

[ 2016年4月20日 11:06 ]

1971年カブス在籍時のミルト・パパス氏 (AP)

ナ・リーグ

(4月19日 サンフランシスコ)
 メジャー17年間で通算209勝をマークし、無安打無得点試合も達成したミルト・パパス氏が、老衰のためにイリノイ州の自宅で死去した。76歳だった。AP通信が19日に報じた。

 右腕のパパス氏はミシガン州の高校を卒業後、1957年にオリオールズと契約。同年にメジャーデビューし、その後はレッズ、ブレーブス、カブスと渡り歩いた。

 カブス時代の72年にパドレス戦で無安打無得点試合を達成。この快挙は完全試合まであと1人の9回2死から四球を与えたことで知られている。通算成績は520試合に登板し、209勝164敗、防御率3・40。オールスター戦にも3度選出された。

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