清宮は「大事取って」出番なし 裏方で貢献「視野を広くして…」

[ 2015年9月2日 05:30 ]

<日本・メキシコ> 2回裏2死満塁、船曳の押し出し四球で先制の生還をしたオコエを迎える清宮

第27回WBSC U―18ワールドカップ・1次ラウンドA組 日本12―0メキシコ

(9月1日 舞洲)
 左膝の違和感を訴えていた清宮は先発を外れ、最後まで出番がなかった。ただ、表情は明るさを取り戻し「変な感じはなくなった。大事を取ってという感じです」。前夜はアイシングやマッサージなど1時間ほどケア。患部にテーピングを施しただけで試合前はキャッチボールにも加わった。

 高校入学後、試合を欠場するのは初めて。唯一の1年生は、バットを運んだり、ベンチでは大声を出して貢献。「裏方の仕事も大事だと気づかされた。視野を広くしてやっていきたいですから」と話した。スーパーラウンドに向けては「違和感がなければ、もちろん!チームの中心となって役に立てれば」と先発復帰を見据えた。

続きを表示

2015年9月2日のニュース