日本ハム・大谷 初回に一発浴び6回3失点で4敗目「状態よくなかった」

[ 2015年9月2日 22:05 ]

<日・ロ>日本ハムの先発・大谷

パ・リーグ 日本ハム2―4ロッテ

(9月2日 東京D)
 12球団トップの13勝を挙げている日本ハムの大谷が2日のロッテ戦に先発、6回を投げて7安打3失点という内容で4敗目を喫した。

 公式戦において、東京ドームでの先発マウンドはルーキーだった13年以来2度目となる大谷。初回、先頭の荻野貴に8球粘られて四球を許すと、続く角中に右中間へ今季5本目の被弾となる2ランを浴びた。

 今季、2試合2完封と相性抜群のロッテ相手にいきなりの失点。また、これで18日の登板から続く18イニング連続無失点も途絶えた。

 5回は先頭の鈴木に二塁打を許し、自身の暴投で無死三塁。ここでギアを一段上げた右腕は中村を三振、続く田村にはこの日最速の159キロをマークして二ゴロ。荻野貴には四球を与えたが、角中を中飛に抑え、このピンチを凌いだ。

 しかし、なかなか波に乗れず、6回にも先頭の清田に右前打を許し、再び暴投と味方の守備の乱れで1死一、三塁。この場面でクルーズに中前への適時打を許した。味方打線がその裏に陽の5号ソロなど3連打で2点を返したが、大谷はこの回を投げ切ったところで降板。試合はこのまま終了して8月11日の西武戦以来となる黒星となった。

 降板後に「7回まで投げたかったが、球数が多かった」と、この日の105球をまず指摘した大谷。「(初回の角中の)一発はもったいなかった。状態もよくなかった」とコメントを続け、肩を落とした。

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