マエケン また虎狩り11勝 カープ逆転Vへ首位に3・5差

[ 2015年9月2日 21:06 ]

<神・広>7回1失点の好投を見せた前田健

セ・リーグ 広島5―1阪神

(9月2日 甲子園)
 逆転V諦めん!広島の前田健太投手(27)が2日、甲子園球場で行われた阪神戦に先発し、7回を6安打1失点でリーグトップタイの11勝目(7敗目)を挙げた。前回の登板に続き阪神戦2連勝で、チームは4位ながら首位・阪神に3.5ゲーム差。エースが24年ぶりリーグ優勝へ奮闘する。

 前田健が虎キラーの本領を発揮した。初回、先頭・鳥谷の二塁打から福留の犠飛であっさり先制されたものの、追加点を許さなかった。味方が4点を勝ち越した5回には3者連続の空振り三振に斬るなど8三振。これで阪神戦は今季、15イニングを投げ自責1の防御率0.60となった。

 打線は4回2死一、三塁で一塁へのけん制の間に三走・新井が本盗を決め同点。5回に菊池の中越え二塁打で勝ち越すと、エルドレッドのバックスクリーンに飛び込む3ランでダメを押した。

 広島は4位ながら首位・阪神に3.5ゲーム差とした。

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