ヤクルト、巨倒で3連勝!首位・阪神にゲーム差なしと肉薄

[ 2015年9月2日 21:38 ]

<巨・ヤ>5回2死二、三塁、川端の適時打で生還した三走・大引を迎えるヤクルトナイン

セ・リーグ ヤクルト5―3巨人

(9月2日 金沢)
 ヤクルトが“金沢決戦”で巨人に快勝し3連勝。この日敗れた首位・阪神とはゲーム差なしの2位と肉薄した。

 打線を勢いづけたのはやはりあの男だった。初回、先頭・比屋根の中前打から1死三塁とすると、山田が左前適時打を放って先制点を叩きだす。さらに畠山の遊ゴロ敵失などで2死一、三塁からミレッジが中前適時打を放ってこの回2点を奪った。

 その後、同点とされたが、4回には先頭・小川の四球と川端の左前打、山田の四球で1死満塁とし、畠山の左前2点適時打で勝ち越し。5回には2死二、三塁から川端の左前適時打で加点した。

 先発・小川は7回までに9安打を打たれながらも3失点と粘りの投球。今季10勝目を飾り、自身2年ぶり2度目の2桁勝利をマークした。

 巨人は初回に2点を先制された直後の裏の攻撃で1死一塁から、坂本が左越え10号2ランを放ち、すぐさま同点に追いついた。坂本は入団3年目の09年から7年連続の2桁本塁打となった。

 だが、先発・ポレダが4回1/3を9安打4四球の乱調で5失点と誤算。3点ビハインドの6回には1死満塁の好機をつかんだが、村田が遊ゴロ併殺打に倒れた。7回にアンダーソンが右越え4号ソロで2点差としたが、反撃はそこまでだった。

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