“惨デー”巨人 9回痛恨走塁ミス…日曜、カード最終日また勝てず

[ 2015年8月17日 05:30 ]

<中・巨>9回無死二、三塁で三塁走者の鈴木、二塁走者の立岡(左)が併殺に

セ・リーグ 巨人2-3中日

(8月16日 ナゴヤD)
 巨人が「プロらしからぬ」ミスで敗れた。1点を追う9回無死二、三塁の一打逆転の好機で、橋本は一ゴロ。本塁に突入しようとした三塁走者の鈴木は三本間に挟まれ、三塁手前でアウトになった。この時点で二塁走者の立岡は三塁に達していたが、なぜか二塁へ逆戻り。二、三塁間でタッチされ、併殺であっという間にチャンスがしぼんだ。

 立岡は「指示通り。(二塁帰塁は)声です」と話した。原因は勝呂三塁コーチの指示ミスによるもので「立岡に非はない。俺の指示通りに動いた。俺の判断ミスです」と説明。試合後、選手らにも指示ミスと伝えたが、意図などについて同コーチは「一つではないので話せない」とした。

 原監督も「いい形をつくりましたけど、プロらしからぬ、その後のプレーですね」と険しい表情を浮かべた。これで最近10カードで3試合目は1勝9敗。5月以降は日曜日に3勝12敗と、連戦の最終日を落としている。最下位・中日に痛い連敗。次カードへの弾みをつけられない流れのまま、18日から首位・阪神と東京ドームでの3連戦に臨む。(大林 幹雄)

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2015年8月17日のニュース