「連投、お疲れさま」秋田商4強ならずもエース左腕を監督ねぎらう

[ 2015年8月17日 17:19 ]

先発の秋田商・成田翔

第97回全国高校野球選手権大準々決勝 秋田商3―6仙台育英

(8月17日 甲子園)
 敗れた秋田商・太田監督は「仙台育英相手に粘り強い投球、連投、お疲れさま」と前日に161球を投げ完投し、この日も129球を投げたエース左腕・成田翔をねぎらった。

 4回、この日初めて許した安打が本塁打に。5回には連続適時打を浴び3失点。6回にも追加点を奪われた成田翔は、この回途中でマウンドを2番手の斉藤に譲り、右翼の守備に就いた。だが連投による疲労が残った状態でも、3回まで1人の走者も出さない完ぺきな投球。試合後に仙台育英・佐々木監督が「一順目は手も足も出なかった」と語るほどだった。

 右翼の守備でも魅せた。7回、1死三塁の場面で右飛を処理すると、すぐさま本塁へ送球し、補殺を記録した。8回からは再びマウンドに上がり、140キロの直球で三振を奪うなど気迫あふれる投球を見せた。
 
 敗れはしたものの2日間で計290球を投げきった成田翔。「やり切った気持ちはあるが、4強にいけなくて悔しい」と涙を流したが、グラウンドを去る際にはスタンドから大きな拍手がわき起こった。身長1メートル68の小さな大エースは今夏の甲子園に鮮烈な印象を残した。

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