清宮 2戦連続本塁打!1打席目で親指けがも「逆に力が抜けた 良かった」

[ 2015年8月17日 10:13 ]

<早実・九州国際大付>4回無死、清宮は右越えソロを放ち笑顔でホームイン

第97回全国高校野球選手権大会準々決勝 早稲田実8―1九州国際大付

(8月17日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の12日目は17日、準々決勝が行われ、第1試合に登場した早稲田実(西東京)の1年生、清宮幸太郎は「3番・一塁」で出場。第2打席で2試合連続となる右越えソロ本塁打を放った。

 2戦連続の一発に清宮は「きょうのようなホームランが自分の形。先っちょだったが、打った瞬間に行ったと思った」と手応え十分の一発だった様子。第1打席で投ゴロを打った際、左手親指の付け根を痛めたが「逆に力が抜けた。良かった」と大物ぶりを見せた。

 早実は2回に富田が左翼ポール直撃の2点本塁打、4回にも富田が右中間に2打席連続本塁打を放った。富田は「(甲子園で)ヒットが出てなくて、チームに貢献できていなかったが、少しは貢献できたかな」と白い歯を見せたが、清宮の2戦連続本塁打には「とても頼りになる後輩」と舌を巻いた。

 初回の第1打席は投ゴロに終わったが、4回の2打席目は初球の外角球を右翼ポール際に運んだ。3打席目は三ゴロ失、4打席目はフェンス直撃の左中間二塁打。戦後、1年生ながら甲子園で2本塁打を放ったのは、1983年のPL学園・桑田真澄以来2人目。

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