早実 9年ぶり4強 清宮 2戦連続本塁打!桑田氏以来の32年ぶり1年生2発

[ 2015年8月17日 09:53 ]

<早実・九州国際大付>4回無死、清宮は右越えソロを放ち笑顔でホームイン

第97回全国高校野球選手権大会準々決勝 早稲田実8―1九州国際大付

(8月17日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の12日目は17日、準々決勝が行われ、第1試合は早稲田実(西東京)が富田の2打席連続本塁打と1年生スラッガー清宮のソロの計3本塁打などで8―1と快勝。斎藤佑樹投手(日本ハム)を擁して全国制覇した06年以来、9年ぶりの準決勝進出を決めた。

 早実は2回、富田が左翼ポール直撃の2点本塁打を放ち先制。4回には清宮が2試合連続となるソロ本塁打を右翼席へ放り込み、さらに富田が右中間に2打席連続本塁打を打って点差を広げた。7回にも2点を加え、試合を決めた。先発の松本が序盤から好投。7回に1点を失ったものの5安打8奪三振で甲子園で初完投した。

 九州国際大付は序盤に投手陣が本塁打攻勢でリズムを崩し、打線も沈黙。7回に宇部の中前適時打で1点を返すのがやっとだった。

 清宮は1打席目から投ゴロ、右越え本塁打、三ゴロ失、左中間二塁打で4打数2安打1打点。甲子園4試合で打率は5割、2本塁打、打点は8。戦後、1年生ながら甲子園で2本塁打を放ったのは、1983年のPL学園・桑田真澄以来2人目。

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