これぞプロの技!ソフトB 瞬時の中継プレーでリード守り抜いた

[ 2015年6月6日 22:09 ]

<巨・ソ>8回2死一、二塁、アンダーソンの適時二塁打で本塁突入するも、タッチアウトの一塁走者・大田。捕手はソフトバンク・高谷
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交流戦 ソフトバンク3―2巨人

(6月6日 東京D)
 ソフトバンクが鉄壁の守りで巨人の追い上げをしのぎ、今季初の4連勝を飾った。

 最大のポイントは2点リードの8回の守り。2番手・バリオスが2死一、二塁でアンダーソンに右中間を破られた。打球を処理した中堅・柳田が素早く返球。さらに中継に入った二塁・川島の好返球もあって一塁走者の大田の生還を許さなかった。

 接戦を制した工藤監督は「みんなが諦めない気持ちが出た。キャンプを通じて連係や、ボールに対して諦めない気持ちが出せた」と興奮で顔を紅潮させつつも、冷静な口調で振り返った。

 好返球の川島は「柳田君が難しい体勢で投げてくると思った。彼も凄い肩が強いが、体勢がむずかしいということで(深い位置まで)詰めてカットしました。僕もショートバウンドを投げたが、高谷さんがいいブロックをしてくれた。柳田と僕と高谷さんのプレーでチームを救えた」。瞬時の判断と正確なプレー。これぞプロの技で5月29日以来のパ・リーグ単独首位に返り咲いた。

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