和田 今季最短KO…4回途中5失点で初黒星「すべてが悪かった」

[ 2015年6月6日 09:26 ]

ナショナルズ戦に先発したカブス・和田だったが、4回途中5失点でKO(AP)

ナ・リーグ カブス5―7ナショナルズ

(6月5日 ワシントン)
 カブスの和田毅投手(34)は5日(日本時間6日)、ワシントンでのナショナルズ戦に先発したが、2回に先制の3点本塁打を浴びるなど3回2/3で9安打5失点、2四球1三振でKO。チームは5―7で敗れ、和田は今季初黒星(0勝)を喫した。

 5回2/3で2安打1失点と好投した5月31日のロイヤルズ戦から中4日で今季4度目の先発マウンドに上がった和田。初回は2死から四球を与えたが4番ハーパーを135キロのスライダーで見逃し三振に仕留めて無失点で終え、まずまずの立ち上がりを見せたが、2回に一発を浴びて3点を失った。

 2回、先頭のラモスとデスモンドに連打を浴びて無死二、三塁のピンチを招くと、7番エスピノザに2ボール2ストライクからの5球目、甘い速球を左翼スタンドに運ばれ、先制3ランを被弾。3回も先頭から連打を許したが、相手のまずい走塁と味方右翼手レイクの見事なダイビングキャッチに助けられ、無失点で終えた。

 しかし4回、デスモンドとエスピノザの連打で無死二、三塁とすると、テイラーの右犠飛で4失点目。なお1死三塁からロークとスパンにも連打を許し、さらに1点を失った。和田はR・ジマーマンは遊ゴロに打ち取って2死としたが、ハーパーを敬遠して2死満塁となったところでマウンドを下りた。3回2/3での降板は今季最短。9安打5失点はメジャー自己ワーストタイとなった。

 ▼和田の話 結果の通り、すべてが悪かった。ボールに切れがなかったし、低めに投げてもいい当たりをされた。修正を試みたけど、うまくいかなかった。(立ち直る)きっかけがつかめずに、こういう形になった。

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