東大卒左腕が好救援!明治安田生命 3年ぶり都市対抗切符

[ 2015年6月6日 05:30 ]

<JR東日本・明治安田生命>3年ぶりの都市対抗出場を決め、喜ぶ重信(左から3人目)ら明治安田生命ナイン

都市対抗野球2次予選・東京・第2代表決定戦 明治安田生命7―3JR東日本

(6月5日 大田)
 明治安田生命が東大出身の左腕・重信の好救援で、3年ぶり5度目の都市対抗出場を決めた。4点リードの4回2死一塁から登板し、5回1/3を1失点。最後まで投げ抜き、勝利投手となった入社8年目の29歳は第2代表決定戦の最優秀選手に選ばれ「うれしい。チームに貢献したいと投げた結果」と笑みを浮かべた。

 八王子市内の合宿所から都市対抗が行われる東京ドームまで約42キロ。出場をかなえるため、昨年末にはその距離を走って体力をつけた。今大会は4試合中3試合に登板するフル回転で2勝を挙げた。東大では通算1勝17敗。1勝は4年秋の立大戦、チームの48連敗を止める白星だった。母校は今春のリーグ戦でリーグワーストの連敗記録を94でストップ。「今、社会人の現役選手はJR東日本の鈴木と僕だけ。後に続く後輩が出てきてくれたらうれしい」と願っていた。

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2015年6月6日のニュース