ソフトB、道産子の明石が地元で大仕事「自分でもビックリした」

[ 2015年4月29日 17:56 ]

<日・ソ>2回無死満塁、本塁打を放った明石

パ・リーグ ソフトバンク10―5日本ハム

(4月29日 札幌D)
 小技が持ち味のソフトバンクの明石がこの日は大技を見せてくれた。

 初回に3点のリードを許したソフトバンクは直後の2回、李大浩の二塁打と2つの四球で無死満塁の場面を迎えると打席には明石。日本ハム先発の中村が2球目に投じた甘いフォークを捉えると、快音を残した打球はライトのフェンスをギリギリ越える1号逆転満塁弾となった。

 「犠牲フライでもよいと思っていた場面でホームランになり、自分でもビックリした。いい感じでボールを捉えることができて気持ちよかった」。明石は12年目にして自身初となる満塁本塁打を、そして通算6本目となる本塁打をそう振り返り、慣れないお立ち台で白い歯を見せた。

 逆転弾を放った後も2本の安打を放ち、この日3安打の猛打賞。北海道出身の明石は札幌ドームまで応援に駆けつけた地元の知り合いに活躍する姿を見せることができた。チームの連敗も3でストップ。「連敗をしていたが、チームの雰囲気は悪くなかった。自分のホームランで勢いをつけることができた」。道産子は満足そうにうなずいた。

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