大瀬良 完投も1失点3敗目「自分に何かが足りないということ」

[ 2015年4月29日 05:30 ]

<広・D>初回無死一塁、大瀬良は飛雄馬のバントの打球にダッシュする

セ・リーグ 広島0-1DeNA

(4月28日 マツダ)
 広島の大瀬良がまたしても今季初勝利を逃した。DeNA・久保との投げ合いで8回まで2安打無失点と好投。だが、0―0の9回2死二塁から梶谷にカーブを中前に運ばれて唯一の失点を喫した。

 結局、最後まで打線の援護はなく、今季3敗目を喫した右腕は「あの1球だけ。あの1球以外は、しっかりと投げ込むことができたと思う」と唇をかんだ。

 7日の巨人戦でも好投しながら打線の援護に恵まれず、9回に初失点して勝利を逃した。初白星が遠い昨季の新人王は「詰めの甘さというか…。集中はしているんですけど、自分に何かが足りないということ。それを野球の神様に言われた試合です」と下を向くことなく話した。緒方監督は「責められない。いいリズムで初回から投げた。今季一番に近い投球をしてくれた」とかばった。

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2015年4月29日のニュース