５度目の登板でついに　楽天・塩見今季初勝利

＜オ・楽＞今季初勝利を挙げた塩見

パ・リーグ 楽天９－４オリックス

（4月28日 京セラＤ）
　楽天の先発・塩見が６回１安打無失点で登板５度目にして今季初勝利。「勝てて良かったです。低めに丁寧に投げられたのが良かった」と笑みを浮かべた。

　許した安打は初回、先頭・平野恵の遊撃への内野安打１本のみ。以降は、６回まで一人の走者も出さなかった。最速は１４１キロながら３回、先頭・川端の内角に２球続けて直球を投じ、見逃し三振に斬って取るなど「コーナーを突けた」と胸を張った。６回わずか８６球での降板となったが、大久保監督は「予定通り。長いイニングを考えず、１イニングずつ全力でいくのが塩見のスタイル」と説明した。

　これまで４試合のうち、３試合は１点以下に抑えていたが、無援に泣いた。ようやく内容に白星が伴い「結果的に１勝できて良かった。このピッチングを続けていきたい」と意気込んだ。

　▼楽天・ペーニャ（待望の１号先制ソロは１４０メートル弾）体が反応してうまく捉えられた。