専大34季ぶり開幕5連勝!延長10回渡辺サヨナラ打

[ 2015年4月29日 05:30 ]

<駒大・専大>延長10回、サヨナラ打を放ち、笑顔で引き揚げる専大の渡辺(左端)

東都大学野球第4週第1日 専大5―4駒大

(4月28日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。専大が延長10回に渡辺和哉内野手(4年)がサヨナラ打を放ち、駒大を5―4で撃破。98年春以来34季ぶりの開幕5連勝を果たした。第2試合では中大が拓大に5―1で先勝。4回に松田進内野手(3年)が先制2ランを放つなど中盤に得点を重ね、山手幹投手(4年)が2戦連続完投と投打の歯車がかみ合った。

 4―4の10回1死一、二塁から専大・渡辺が右前へサヨナラ打を放ち破竹の開幕5連勝に導いた。「監督に“決めてこい”と言われて気合が入った。良かった」と喜んだ。2回には左越えの1号2ラン。昨秋入れ替え戦で3戦連発した強打を発揮した。これで今季3度目のサヨナラ勝ち。4季ぶりに1部復帰したシーズンの快進撃で、89年春以来の優勝への期待も高まり始めているが、斎藤正直監督は「気にしていない」と冷静だった。

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2015年4月29日のニュース