中日・山井「気持ち前面に」G打線封じ!チームの連敗止めた

[ 2015年4月29日 21:42 ]

<巨・中>3回1死一塁、片岡を併殺に打ち取った山井はガッツポーズ
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セ・リーグ 中日5―1巨人

(4月29日 東京D)
 中日・山井が巨人打線を相手に7回途中まで5安打1失点と好投し、今季2勝目を挙げた。「勝ちたいという気持ちを前面に(チームの)連敗を止めたい、それだけでした」。10日のDeNA戦(ナゴヤD)で今季初勝利を飾って以来3試合ぶりの白星に、試合後のコメントにも力が込もった。

 初回、先頭・金城にいきなり左前打を許し2死三塁とされたが、4番・中井を三ゴロに打ち取って切り抜けると、その後は走者を背負いながらも落ち着いた投球でスコアボードに「0」を刻み続けた。7回、先頭のアンダーソンにこの試合3つ目の四球を与え、続く井端に右翼線二塁打を打たれて無死二、三塁となったところで降板。このピンチを2番手・又吉が村田の二ゴロの間の1失点だけに抑えた。

 イニングの途中降板に「悔しい思いをしたが、助けてもらいました」と山井。反省点は残ったものの、チームの連敗は4でストップ。しかも今季、敵地では2勝11敗と苦しんでいた中で“敵地3勝目”をもたらしたことに、充実した表情を浮かべていた。

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2015年4月29日のニュース