巨人「第83代4番」中井は無安打で途中交代、中日に完敗

[ 2015年4月29日 21:00 ]

<巨・中>ベンチで渋い表情の原監督

セ・リーグ 中日5―1巨人

(4月29日 東京D)
 主力離脱が相次ぐ巨人が、29日の中日戦(東京D)で1―5で敗れ、連勝は2で止まった。この日は主将である坂本が登録抹消。「第83代4番」に中井を抜てきする新オーダーで臨んだが機能しなかった。先発・菅野も5回4失点と崩れた。

 相川、亀井、阿部、そして坂本…。故障者が相次ぐ中で、原監督の必死のタクトも実らなかった。「4番・一塁」でスタメン出場した中井は初回2死三塁の先制機に三ゴロ、4回の第2打席は1死無走者から二ゴロ。守備でも1失策と精彩を欠き、6回の守りからベンチに下がった。

 菅野も今季最短となる5回でマウンドを下りた。4回に2点を失った後、5回には投手の山井に中前打を許してピンチを背負い、そこから2失点。その裏の攻撃時に代打を送られた。

 打線は4点を追う7回無死二、三塁から村田の二ゴロの間に1点を返したが反撃はこの1点だけだった。 

 中日は4回、先頭・平田の右中間二塁打とルナ四球で無死一、二塁とし、ナニータの左翼線適時二塁打で先制。なおも二、三塁からエルナンデスがセーフティースクイズを決めて、この回2点を奪った。5回には山井の中前打から1死二塁とし、亀沢の中前打をセンター・橋本が後逸する間に山井が生還。さらに2死二塁からルナの右前適時打でリードを広げた。9回には2死から3連打で加点しダメを押した。

 先発・山井は6回0/3を5安打1失点で今季2勝目。チームの連敗は4でストップした。

続きを表示

この記事のフォト

2015年4月29日のニュース