悲願の北陸勢甲子園初V 敦賀気比・東監督「本当に最高の気分」

[ 2015年4月1日 15:55 ]

<東海大四・敦賀気比>優勝を決め喜ぶ平沼(左から3人目)ら敦賀気比ナイン
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第87回選抜高校野球大会決勝 敦賀気比3―1東海大四

(4月1日 甲子園)
 2年ぶり6回目出場で福井県勢、北陸勢として春夏通じて初めて頂点に立った敦賀気比・東哲平監督は「この瞬間を目指してやってきたので、本当に最高の気分です」と顔を上気させた。

 初回に1点を取り合った後は互いゼロ行進。勝負を決めたのは大阪桐蔭との準決勝で史上初となる2打席連続満塁本塁打を放った松本哲幣(3年)だった。1―1の8回1死二塁から左越え2ラン。指揮官は「切れないでくれ!入ってくれと願って(打球を)見ていた。本当によく打ってくれました」。

 この2点のリードをエースを平沼翔太(3年)が守り切った。準決勝こそ大勝したが、2回戦の仙台育英戦、準々決勝の静岡戦は1点差での勝利と、厳しい試合を競り勝っての優勝。東監督は「一戦一戦成長していく選手たちを見て、本当に頼もしく思っています」と目を細めていた。

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2015年4月1日のニュース