巨人方程式定まらん…同点直後の8回マシソン2失点

[ 2015年4月1日 07:37 ]

<中・巨>8回、ピンチを招いたマシソン(右端)にハッパをかける原監督(左から2人目)

セ・リーグ 巨人3-5中日

(3月31日 ナゴヤD)
 巨人の「方程式」が定まらない。同点に追いついた直後の8回、マシソンが3本の長短打を浴びて2失点した。不振のため開幕直前に2軍での再調整を命じられ、この日に出場選手登録されたばかり。

 「状態は悪くなかった。結果を出せずに残念」と話した。不在時に代役を務めていた西村は、入れ替わりで2軍へ。当面はマシソンに頼るしかない。原監督は、山口とのコンビで沢村につなぐ右腕への期待について「変わりはありません」とし、奮起を促した。

 勝ち越しを許した場面には、守備でもほころびが出た。8回1死満塁からの代打・小笠原の一塁への痛烈なゴロは阿部の右側、正面から出したミットの下を抜けた。阿部は「止めに行って前に落とせば1つアウトだと思った。結果的には逆シングルでいった方がよかった」と反省しきり。指揮官は「難しい打球だけれど、次に来たら彼は捕るさ」と信頼を口にした。

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2015年4月1日のニュース