浦学 守備乱れ春連勝「8」で止まる「焦って手に付かなかった」

[ 2015年4月1日 05:30 ]

<東海大四・浦和学院>敗戦に肩を落とす浦和学院ナイン

第87回センバツ高校野球第10日・準決勝 浦和学院1―3東海大四

(3月31日 甲子園)
 浦和学院は守備から崩れた。2回、同点とされた直後。なおも2死満塁から一、二塁間の打球は二塁手・台(だい)のグラブからこぼれた。決勝点を許すタイムリーエラーに「焦って手に付かなかった。普段なら処理できた」とうなだれた。

 6回1死一、三塁の場面ではマウンドで内野陣は「セーフティースクイズがあるぞ」と確認しながら簡単に許した。さらに一塁をがら空きにし、打者走者も生かすなどピンチを広げた。一塁手の山崎は「江口が踏ん張って投げているのに、連係ミスで助けられなかった」と悔やんだ。

 初優勝した13年から3年越しの春の連勝は「8」で止まった。8回6安打3失点で4試合連続完投のエース江口は「勝負どころでもろさが出た」と肩を落とし、森士(おさむ)監督は「集中力を欠いていた」と厳しい表情だった。

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2015年4月1日のニュース