健大高崎・青柳監督「9点取れるとは」次戦天理に「胸借りるつもり」

[ 2015年3月25日 14:35 ]

<宇部鴻城・健大高崎>健大高崎先発の川井

第87回選抜高校野球大会1回戦 高崎健康福祉大高崎9―1宇部鴻城

(3月25日 甲子園)
 持ち味の機動力に長打力もプラスした健大高崎が、圧勝スタートを切った。

 初回、先頭相馬の四球に盗塁、暴投が絡み無死三塁の好機をつくり、2死後に4番柴引が先制適時打、2回には相手のミスを突いて満塁とすると相馬の左越え三塁打で3点を追加して完全に流れをつかんだ。5回には柴引のソロ本塁打でリードを広げるなど着々と加点し、13安打に4盗塁を絡め9点をもぎ取った。

 試合後、青柳監督は「好投手の(宇部鴻城)上西君から9点取れるとは思わなかった。柴引の(本塁打の)追加点が大きかった」と長蛇による効果的な加点に満足げだった。9回には柴引の打席途中で代打を出して送りバントを指示する緻密さも見せ「どうしても送りたかった」と、その後の得点に結びつけた。

 4盗塁に青柳監督は「(初戦ということで)なかなかできなかったが、良くなると思う」と語り「胸を借りるつもりで、粘り強く戦いたい」と2回戦の天理(奈良)戦へ目を向けていた。

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2015年3月25日のニュース