健大高崎が圧勝!左腕・川井6連続含む11K、柴引弾に春日5安打

[ 2015年3月25日 13:58 ]

<宇部鴻城・健大高崎>健大高崎先発の川井

第87回選抜高校野球大会1回戦 高崎健康福祉大高崎9―1宇部鴻城

(3月25日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会第5日は25日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、第2試合は3年ぶり2回目出場の高崎健康福祉大高崎(群馬)が、12年ぶり2回目出場の宇部鴻城(山口)を投打で圧倒、9―1で勝ち2回戦へ駒を進めた。健大高崎は第8日第2試合で天理(奈良)と対戦する。

 昨夏8強の健大高崎は初回、先頭相馬の四球に盗塁、暴投が絡み無死三塁の好機をつくり、2死後に柴引の中前適時打で先制すると、2回には1死満塁から相馬の左越え三塁打で3点を追加した。5回にも柴引の大会第6号の左中間ソロ本塁打が飛び出した。

 さらに7回1死三塁でまたも柴引の右前適時打、9回1死満塁から佐藤の押し出し死球、春日のこの日5安打目となる右前適時打などでリードを広げて圧勝した。

 投げては先発左腕の川井が、力のある直球に縦の変化球を交えて6連続を含む11三振を奪って完投した。

 昨秋の中国大会覇者の宇部鴻城は初回先頭の藤田が出塁したもののバント失敗で逸機、2回にも2死二塁で梅本の中前打で本塁を突いたが相手の好返球に阻まれ、8回1死満塁から内野ゴロの間の1点にとどまった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月25日のニュース