オリ金子31日復帰戦白紙に…右肘状態上がらず、開幕ローテ絶望的

[ 2015年3月25日 05:30 ]

金子が絵馬に書いた「優勝!投げる!」

 オリックスの金子千尋投手(31)の復帰戦が再び白紙に戻った。予定では、この日のシート打撃で登板し、手術を受けた右肘が順調ならば、中6日で31日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)へ回る可能性もあったが、シート打撃登板をキャンセル。高山投手コーチは「準備というか、ゲームに投げるまでには至っていない」と回避の原因を説明した。

 これにより、開幕ローテーション入りは絶望的で、代役には東明が抜てきされた。東明は先発調整をしながら、22日の阪神戦では2イニングの中継ぎ適性テストを受けるなど、金子の状況をにらんでいたが、先発に逆戻り。開幕2カード目のソフトバンク3連戦には、西、松葉、東明の3人で臨むことになりそうだ。

 金子の復帰プランについては、より慎重に進める。高山コーチは「本人の感覚もある。スタートさせたからには、後戻りはさせたくない」と、右肘の悪化だけは避けたいところ。2軍戦などの登板についても、福良ヘッドコーチは「現状は未定」といい、チームは焦らせない方針を掲げた。

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