先発で使うはずが…巨人 西村中継ぎも マシソン開幕2軍で誤算

[ 2015年3月25日 05:30 ]

セットアッパーで起用されることになった西村

 巨人が開幕直前で、勝利の方程式を再編する。斎藤投手コーチは24日、不振のため2軍落ちしたマシソンについて、25日に発表される開幕1軍メンバーから外したことを認め、「期限は決めていない。あすから(2軍の)試合で(ブルペン)待機させます」と話した。セットアッパーの代役には、西村健太朗投手(29)が起用される可能性が出てきた。

 マシソンは最近2試合、合計2/3回で3安打5四球、4失点の大乱調。斎藤コーチは「彼がいるといないとでは大きく違う。(山口、沢村との)3人でいこうとしていたのに。誤算ですよ」と話した。既に守護神は沢村に決定。同コーチは山口とともに7、8回を務める存在を「考えていないことはないけど、秘密にしておきます」としたものの、急浮上してきたのが西村だ。13年にリーグ最多の42セーブとリリーフの実績は十分。今季は先発に復帰してオープン戦で開幕ローテーションを争い、最後の最後で敗れたものの、4試合、14イニングで防御率1・93と好成績を残していた。

 前日、ひと足先に1軍選手が参加する巨人の激励会「燦燦(さんさん)会」に姿を見せていた西村は、25日に1軍練習に合流する。この日はジャイアンツ球場で練習後に「どういう役割か分からないけど、しっかりチームに貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 ▼巨人・マシソン(ブルペンでフォームを修正しながら94球を投げ込み)ゆっくりと力まずに投げることを意識した。早く合流して貢献したい。

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2015年3月25日のニュース