天理、4番・坂口の2ランなどで快勝 糸満は初出場初勝利ならず

[ 2015年3月25日 11:03 ]

<天理・糸満>天理先発の斎藤

第87回選抜高校野球大会第5日・1回戦 天理7―2糸満

(3月25日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会第5日は25日、甲子園球場で3試合を行い、第1試合は初出場の糸満(沖縄)と3年ぶり23回目出場の天理(奈良)が対戦。天理が4番・福田の大会5号2ランなどで糸満を7―2で下し、2回戦に進出した。

 天理は3回、先頭・前久保が中越え二塁打で出塁し、犠打で1死三塁としてから船曳の一、二塁間を抜く右前打で先制。直後の2回には同点に追いつかれたが、その裏、1死一塁から前久保の左中間突破の適時打三塁打で勝ち越し。

 6回にも1死一塁から橋本の右翼線三塁打で1点を加えると、7回には2死三塁から坂口が左中間スタンドへ大会5号となる2ラン本塁打を放って5―1とリードを4点に広げ、8回には2死一、二塁から船曳の右中間突破の三塁打で2点を加えて突き放した。

 糸満は0―1で迎えた4回、岡田の安打と盗塁で築いた2死二塁から太田の左越え二塁打で同点としたが、その後は天理の左腕エース斎藤に抑えられ、8回まで6安打1得点。9回は2番手・森浦から敵失と盗塁で2死二塁とし、代打・比嘉海の右前打で1点を返したが、そこまでだった。

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