永久追放ローズ氏の球界復帰検討へ 大リーグ新コミッショナー明言

[ 2015年2月7日 05:30 ]

ピート・ローズ氏(AP)

 大リーグ機構のロブ・マンフレッド新コミッショナー(56)が5日(日本時間6日)、野球賭博への関与で永久追放となったピート・ローズ氏(73)に野球殿堂入りの資格回復を検討する考えがあることを明らかにした。複数の米メディアが報じた。

 歴代1位の通算4256安打を記録したローズ氏は、レッズ監督時代に賭博に関わったとして89年に処分を受けた。同コミッショナーはラジオ番組の中で「球界復帰に関して話し合いが持たれていないのは気掛かり」と発言した。処分が解除されれば、指導者など大リーグ関連の職に就くことが可能になり、候補から除外されていた殿堂入りの資格を得ることになるという。バド・セリグ前コミッショナーは昨夏、同氏の球界復帰に厳しい見解を示していた。

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2015年2月7日のニュース