“お買い得”すぎる中日新助っ人右腕に他球団007“警戒警報”

[ 2015年2月7日 07:30 ]

力強い投球を見せるリーバス

 これは掘り出し物だ。中日の北谷キャンプ第2クール初日の6日、新外国人アマウリ・リーバス投手(29=台湾リーグ)がブルペンで89球の熱投。動く直球と多彩な変化球の制球力に他球団の007が「警戒警報」を発令した。

 「低めを意識して投げた。決め球は打者によって使い分けるスタイルなんだ。(理想は)ペドロ・マルティネス。ああいう感じで投げたいね」

 捕手の松井雅が1球、1球サイン出す実戦さながらのブルペン投球。ドミニカ共和国人ならではの動く直球に加え、チェンジアップ、シンカー、スライダーなど豊富な球種を投げ分けた。どのボールも低めに集める技術があり、DeNAの田中スコアラーは「高めに球が抜けない。ハングリーそうだし、あれだけコントロールがあれば使えるよ」と高評価。巨人・中里スコアラーも「球威もあるし、クイックもできそう」と顔をしかめた。

 メジャー経験はなく、年俸25万ドル(約2950万円)のお買い得助っ人。まだ未知数な部分があるものの、「ドミニカ通」の森ヘッドコーチが選んだ右腕が、大当たりの予感がしてきた。

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2015年2月7日のニュース