大リーグ選抜“本気”になった!2発6点、4戦目で初勝利

[ 2014年11月16日 21:07 ]

<大リーグ選抜・侍ジャパン>3回1死二、三塁、藤浪(奥)から3ランを放ったモーノー(手前中央)はプイグ(左)とアルテューベに迎えられる

日米野球第4戦 大リーグ選抜6―1侍ジャパン

(11月16日 東京D)
 「2014 SUZUKI 日米野球」の第4戦が16日、東京ドームで行われ、大リーグ選抜がモーノー(ロッキーズ)の決勝3ランなど一発攻勢で、侍ジャパンに6―1と快勝。ようやく4戦目で初勝利を挙げ、前日15日の第3戦で喫したノーヒットノーランの雪辱を果たした。対戦成績は大リーグ選抜の1勝3敗となった。

 大リーグ選抜が意地を見せた。初回、ナ・リーグ首位打者の3番モーノーが1死二塁で先発・藤浪(阪神)から右中間二塁打を放ち、4戦目で初めて先制。同点の3回にも1死二、三塁で、再びモーノーが藤浪から9球粘って136キロのスライダーを右翼席に運んだ。第3戦では4番を務め4打数無安打、2三振。先発・則本(楽天)ら4投手の継投の前にノーヒットノーランを許す屈辱を味わったが、この日は計4打点と気を吐いた。6回には4番のロンゴリア(レイズ)が2番手・岩田(阪神)から右中間ソロで続く。8回にはヌネス(ツインズ)の二ゴロの間にダメ押しの6点目を挙げた。

 投げては先発カプアーノ(ヤンキース)が5回1失点。11日の阪神・巨人連合チーム戦で4回1失点に抑えたのに続く快投を見せる。4回には筒香(DeNA)の右翼線への飛球を、プイグ(ドジャース)がダイビングキャッチし盛り立てる。攻守でチーム一丸となってつかんだ白星だった。

 開幕3連勝で日米野球では90年以来、24年ぶりの勝ち越しを決めている侍ジャパンは先発・藤浪が4奪三振も4回4失点。打線は大リーグ選抜の5投手の継投の前に9安打を放ったものの、2回の筒香の適時二塁打による1点に終わった。対戦成績は侍ジャパンの3勝1敗となった。

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