キューバ旋風はオフも続く スカウト絶賛の19歳 メジャー球団との契約可能に

[ 2014年11月16日 17:17 ]

 今季、ホワイトソックスのアブレイユはリーグ3位となる36本塁打など目覚ましい活躍を見せてア・リーグ新人王を獲得。メジャーにキューバ旋風を巻き起こしたが、ストーブリーグでも、あるキューバ人選手の話題でメジャー各球団が色めき立っている。

 11年にメキシコで行われた16歳以下の世界野球選手権大会でキューバを準優勝に導く活躍を見せ、17歳の若さでキューバ国内リーグでのデビューを果たしたジョアン・モンカダ内野手(19)がフリーエージェント宣言し、メジャー球団との契約が可能となった。

 12日にグアテマラで行われた体力と技術テストでは「ミート、パワー、走塁技術とスピード、守備力、送球能力の5項目で高い能力を持つ“5ツールプレイヤー”だ」と集まったメジャー全30球団のスカウトたちをうならせた。

 米財務省からの拘束があるようで、すぐにモンカダとの契約というわけにはいかないようだが、その拘束が解ければ、将来有望株のキューバ人に早くから目をつけていたヤンキース、レッドソックス、ブレーブス、カブスが接触するであろうと現地メディアは伝えている。

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2014年11月16日のニュース