高野連懇親会 タイブレーク制導入合意ならず「来春は難しい」

[ 2014年11月16日 05:30 ]

 高野連は15日、神宮球場内で全国9地区と東京の代表者によるタイブレーク導入に関する懇談会を行った。

 高野連は甲子園大会に直結しない来年春の都道府県大会と地区大会からの一律導入を要望しているが、地区代表者との意見交換では議論が紛糾し、合意には至らなかった。27日の理事会で修正案を出す。竹中雅彦事務局長は「来春は難しいということ。トップダウンはしたくない。大きな改革で慎重にやっていかざるを得ない」と説明。日程的に準備が難しい都道府県大会での導入は厳しい見通しで、地区大会のみの導入、再来年春からの導入など時期を再度検討する。

 また、日本野球機構(NPB)の選手会に高校生の健康管理に関するアンケート調査を準備し、アドバイスを求めていく考えも示した。

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2014年11月16日のニュース