張本氏　侍ジャパンのノーヒッター「当然だと思いますね」

張本氏

　野球評論家の張本勲氏（７４）が１６日、ＴＢＳ系の情報番組「サンデーモーニング」（日曜前８・００）に出演、人気コーナーの「週間ご意見番」に登場。野球教室のため広島からの“参加”だったが、前日１５日の日米野球で、侍ジャパン投手陣が大リーグ選抜相手にノーヒットノーランを達成したことについて「当然だと思いますね」と語った。

　マリナーズでもプレーしたゲストの元横浜（現ＤｅＮＡ）の佐々木主浩氏（４６）が大リーグ選抜に「情けないですね、大喝」としたが、張本氏は「米国の選手は観光気分で来ているので練習していない。こんなものだと思うね。米国の選手の力が出てくるのは後半になってから」と淡々。さらに「日米野球の意味がなくなっている。逆に招待してもらいたい」と語り、佐々木氏も「メジャーの力が落ちている。メジャーらしいところを見せて欲しい」と語った。

　また、錦織圭（２４）が男子テニスの年間成績上位８人だけが出場できるＡＴＰツアー・ファイナルに初出場し準決勝に進出も、ノバク・ジョコビッチ（２７）に敗れたことに関しても、佐々木氏が「あっぱれ」としたのに対し張本氏は「“あっぱれ”はあげられませんね」と語り、理由として「勝負ですから。歯の浮いたようなお世辞は言わない方がいい。悔しいよ。勝てたよ」と悔しさを露わにしていた。