豊田大谷の前監督 6カ月謹慎 審査室会議で高校16件を処分

[ 2014年11月12日 05:30 ]

 日本学生野球協会は11日の審査室会議で高校16件の処分を決め、8月に暴行罪で起訴された豊田大谷(愛知)の前監督を6カ月の謹慎とした。

 審査室によると、昨年7月に1年生部員を殴るなどし、他に部員2人への暴力も報告された。前監督の事件に関して同校が調べる過程でコーチ2人も部員への暴力があったことが発覚し、それぞれ4カ月と3カ月の謹慎となった。

 大商大高(大阪)は部員計11人に喫煙や窃盗行為があったとして6カ月の対外試合禁止。同校のコーチは部内暴力で3カ月の謹慎処分を科した。また、02年ドラフトでの、選手のプロ入団契約に絡んで金銭のやりとりがあったとして04年に無期謹慎となった専大北上高(岩手)の元監督の処分を解除した。前回の審査室で無期謹慎は10年を上限に解く方針を決めていた。

 対外試合禁止処分を受けた高校の処分期間と理由は次の通り。

 松山商(愛媛)10月3日~11月2日=部員の部内暴力▽大商大高(大阪)10月10日~来年4月9日=部員の窃盗、喫煙▽東海大翔洋(静岡)10月15日~来年1月14日=部員の部内暴力▽日本航空石川 10月29日~来年1月28日=部員の部内暴力▽幸田(愛知)9月30日~12月29日=部員の金品強要、部内暴力▽池田(鹿児島)11月5日~来年2月4日=部員の喫煙、飲酒

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2014年11月12日のニュース