阪神 巨人を連破!乱調沢村を攻略し5点快勝、2勝1敗に

[ 2014年10月16日 21:19 ]

<巨・神>3回1死一、二塁、上本の中前打で二走・岩田(背21)が生還。和田監督(左)らベンチのナインに迎えられる

セ・リーグCSファイナルS第2戦 阪神5―2巨人

(10月16日 東京D)
 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)第2戦は16日、東京ドームで行われ、阪神が巨人の先発・沢村の乱調につけ込み5点を奪って連勝。リーグ優勝した巨人には1勝のアドバンテージがあるため、対戦成績を2勝1敗とした。

 阪神がそつのない攻撃を見せた。3回1死から投手の岩田がストレートの四球で出塁。西岡の三塁強襲安打で一、二塁とすると、上本の中前打で二走・岩田が捕手・小林のタッチより一瞬早く生還。鳥谷が連続適時打で続き2点を先制した。

 2―0の5回にも先頭の西岡が四球、続く上本が頭部に死球を受け、沢村は危険球退場となった。上本は大事には至らず試合に復帰。無死一、二塁とし、代わった久保から鳥谷が中前適時打、マートンもバットを折りながら三遊間を破る2点適時打を放ち3点を加点した。

 先発の岩田は先制した直後の3回に1死満塁のピンチを招いたものの、橋本を二ゴロ併殺、続く4回にも2死一、三塁で井端を二ゴロに打ち取り切り抜けた。7回に井端に2ランを許したものの、7回を6安打2失点でCS初勝利。8回は福原、高宮、9回は連投の呉昇桓(オ・スンファン)が巨人の反撃をしのいだ。

 巨人は3、4回の好機を逃し岩田を攻略できず。沢村も5回途中4失点で危険球退場とベンチの期待に応えられなかった。

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