巨人・沢村が危険球退場…上本、頭部死球もそのまま試合復帰　

＜巨・神＞５回無死一塁、上本が頭部に死球を受け、和田監督（右端）らは心配して駆け寄る

セ・リーグＣＳファイナルＳ第２戦 巨人―阪神

（10月16日 東京Ｄ）
　阪神の上本博紀内野手（２８）が巨人とのセ・リーグクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ第２戦で頭部に死球を受けた。

　２―０の５回無死一塁で送りバントを試みた際に沢村の投球をヘルメットの上から受けた。上本はうつぶせにグラウンドに倒れ込んだが、自ら立ち上がりベンチに下がった。体調が心配されたが、治療を終えグラウンドに戻ると一塁走者として試合に復帰した。

　死球を与えた沢村は危険球退場となり、代わって久保がマウンドに上がった。ＣＳでの危険球退場は２００９年の第２ステージ第１戦のＭ・中村（巨人）以来で２人目。