高橋周 来季レギュラー獲りへ希望の逆転V撃

[ 2014年9月28日 05:30 ]

<広・中>延長10回2死一・三塁、高橋周が左越えに勝ち越し適時二塁打を放つ

セ・リーグ 中日6-4広島

(9月27日 マツダ)
 来季への光が見えた逆転劇だった。4―4の延長10回2死一、二塁から中日・高橋周が決勝の左越え適時二塁打。今季初めて5番に抜てきされた20歳は2―3の9回にも右中間同点二塁打を放ち、終盤での逆転勝利に導いた。

 「試合に出させてもらったら、自分のできることをやるだけ。チームのことを言える立場じゃないし、今の自分には1戦1戦が大事なんで」

 3球団の競合の末、11年のドラフト1位で入団して3年目。非凡な打撃センスを持つ大器には、来季こそレギュラー獲りの期待がかかる。「このぐらいはできる力は持っているが、なかなか殻を破れないところがある。もっとプレッシャーのかかる場面で打てるようになってくれれば」と谷繁兼任監督。シーズン中にオリックスからトレードで獲得した22歳の三ツ俣も9、10回と連続で打点を挙げ、未来を担う若竜が存在感を見せた。

続きを表示

2014年9月28日のニュース