中村GM 北海道の逸材大学生視察「低めのコントロール素晴らしい」

[ 2014年9月28日 08:16 ]

<東農大北海道オホーツク・旭川大>風張の投球を見つめる阪神・中村GM

 “弾丸視察”で、力量を確かめた。阪神・中村勝広ゼネラルマネジャー(GM=65)が27日、北海道学生野球連盟・秋季リーグ戦の東農大北海道―旭川大戦(苫小牧緑ケ丘)を視察。ドラフト上位候補にリストアップしている東農大北海道・風張蓮投手(4年)の投球に熱視線を送った。

 予定では、この日は神宮球場でドラフト1位候補にリストアップしている早大・有原の投球を見守っているはずだった。だが事前に最速156キロ右腕の登板が無いという情報をキャッチ。すると即座にターゲットを変更した。そして当日、中村GMの姿は北の大地にあった。即戦力評価する右腕の実力を見極めるためだ。

 お目当ての風張は旭川大戦に先発。5回2/3を4安打1失点と好投し、リーグ戦5勝目を挙げた。その投球を担当スカウトらとともにネット裏から見届けた中村GMは「きょう初めて見たけど、下半身がドッシリとしていて、低めのコントロールが素晴らしいね。真っ直ぐのコントロール、2種類のスライダー、フォーク。どれもよかった。ゲームをつくれる投手だね」と評価。編成首脳が遠路はるばる北海道まで足を運んで視察した事実が、本気度を物語る。

 風張は1メートル81、82キロの恵まれた体格から最速151キロの直球を投じ、大学日本代表候補にも2度選出された本格派。伊保内高(岩手)では甲子園出場はなかったものの、当時から直球は最速147キロをマークしており、各球団スカウトから注目を集めた逸材だった。

 阪神の今秋ドラフトでの補強ポイントは投手。1位候補に有原、済美・安楽らをリストアップするとともに、2位以下でも重点的に投手を指名する方針を固めている。風張も、そのうちの1人として調査を進めている。

 ◆風張 蓮(かざはり・れん)1993年(平5)2月26日生まれ、岩手県九戸村出身の21歳。小3で野球を始め小5から投手。伊保内高では1年春からベンチ入りし、2年春からエース。東農大北海道では1年春からリーグ戦に登板し、1年時と3年時に全日本大学野球選手権出場。最速151キロ。1メートル81、82キロ。右投げ右打ち。

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