巨人2軍は6位で全日程終了  岡崎監督「1番伸びたのは大累」

[ 2014年9月28日 18:10 ]

 巨人の2軍は28日、イースタン・リーグ、楽天戦(ジャイアンツ球場)に0―4で敗れ、7チーム中、6位で今季の同リーグ全日程を終了した。114試合で49勝61敗4分けだった。

 1軍はリーグ3連覇を達成したが、2軍は8月22日から2分けを含む13連敗を喫するなど苦しんだ。最終戦を視察した原沢代表は「成績としては6位なので芳しいものとはいえないけれども、リーグ3連覇はここにいる選手全員が何らかの形で貢献していると考えている。ここにいる選手全員で分かち合えるものである、と伝えました。今年つかんだもの、得た物を支えにして頑張ってほしい、と話しました」。

 岡崎2軍監督は「順位的にも下位の方だった。負けが多いのは勝負という意味では足りないところが多い。そこが反省。チームとしても個人としても分析をして、これから成長するためにはどこを補っていくか。ゲームの中で出た数字が現状の力」と総括。今季、成長した選手としては「1番は小山。大田も1軍定着に近い形になった。(橋本)到は去年と違って成長した」と現在1軍で活躍する選手を挙げた上で、「1番伸びたのは大累だと思う。盗塁数も昨季を上回り、守備もいろんなことができるようになった。田中太一は自滅することが減ってきてるし、松本竜はゲームが作れるようになった。鬼屋敷も去年に比べてずいぶん伸びたと思う」と評価した。

 また、新人の田口、平良についても触れ「よく練習についてきた。来年に向けて期待が持てる」とルーキーの今後に期待を込めた。

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2014年9月28日のニュース