ソフトBまた“四球病”で自滅 今季初5連敗でV争い残り1試合

[ 2014年9月28日 21:15 ]

<日・ソ>6回途中6失点で降板するスタンリッジ(左から2人目)

パ・リーグ ソフトバンク4―6日本ハム

(9月28日 札幌D)
 ソフトバンクは先発スタンリッジが自滅し、後半の追い上げも届かなかった。

 2回、スタンリッジは先頭のミランダから3連打で無死満塁とされると、連続三振で2死までこぎつけながら西川、中島卓と2者連続の押し出し四球。さらに陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の時、暴投で3点目を失うと、その陽にも詰まりながらも右前に運ばれ、この回5点を失った。

 ソフトバンクは25日の楽天戦(ヤフオクドーム)で五十嵐が60年ぶりとなる1イニング4押し出しを記録。翌26日の楽天戦でも2試合連続の8与四球と投手陣が自滅する深刻な“四球病”に陥っている。スタンリッジは6回にもスクイズで追加点を許し、5回1/3を8安打6失点、3四球で8敗目(11勝)を喫した。

 打線はここまで今季3戦3敗の日本ハム・中村に対して4、5回と満塁機をつくりながら得点できず。ようやく7回に犠飛を挟んで5長短打で4点を返したものの届かなかった。

 ソフトバンクは今季初5連敗で16日のオリックス戦(京セラドーム)でマジック点灯に王手をかけてからは1勝9敗の大ブレーキ。2位・オリックスとの優勝争いはもつれ、今季も10月2日のオリックス戦(ヤフオクドーム)を残すのみとなった。

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